こんにちは。フルッソアンバサダーの羽根井です。
今回は米粉シリーズから、小麦粉(グルテンフリー)・卵・乳製品(カゼインフリー)不使用の爽やかなタルトをご紹介します。
また、生クリームの代わりに豆乳ホイップを使用して、身体にも優しいものを目指しました!
今回は少し長い工程ですが、その分おいしくってヘルシーなものが出来ると思いますので、早速作ってみましょう!
◆もくじ◆
基本のタルト生地(18㎝型)
材料
【A】
●製菓用米粉:60g
●アーモンドプードル:30g
【B】
●無調整豆乳:大さじ1
●米油:大さじ1
●メープルシロップ:大さじ2
注1:タルト生地がまとまりにくい場合は、米油を大さじ2に変更してもOK)
注2:メープルシロップは蜂蜜でもOK。その場合はバニラエッセンスを数滴加えるとGOOD!
道具
タルト型:18㎝ or 16㎝
クッキングシート:2枚(型よりも一回り大きなサイズにカット)
ラップ:1枚(クッキングシートと同サイズでOK)
タルト用重石:1セット(小豆などでも代用可能)
製菓用めん棒:1本
フォーク:1本
シリコンマット(布巾やまな板などでも代用可能)
基本のタルト生地の作り方
1)オーブンを170度に予熱します。
2)型を用意したら、クッキングシートを型よりも大きめにカットします。
カットしたクッキングシートを型に合わせて跡をつけたら、型から外して広げておきます。
3)Aの材料をそれぞれ計量したら、軽く混ぜ合わせます。
4)Bの材料もそれぞれ計量し、しっかりと分離しないように混ぜ合わせます。
5)Bの材料がしっかり混ぜ合わさったら、Aの中にBを注ぎ、粉っぽさが残らないように混ぜ合わせます。
この時に捏ねずに、軽く混ぜ合わせていくとポロポロしてくるので、それらをまとめる感じで粉っぽさがなくなるように、全体を馴染ませます。
6)タルト生地の材料が全て混ぜ合わさったら、先ほどのクッキングシートの中心あたりに乗せます。
そのタルト生地の上からラップを被せて、形をある程度整えます。
7)ラップの上から製菓用めん棒で伸ばしていきます。
タルト生地を型に合わせて丸くしたいので、生地を少しずつ回しながら丸くなるように、均一の厚さに伸ばしながら、最後に生地の端を折り込んで形を整えます。
生地が薄いと崩れやすいので、ある程度の厚みがベターです。ラップの上からタルト生地を伸ばすことによって、引っ付き防止にもなります。
クッキングシートの下にシリコンマットや布巾、まな板などを置いて滑り止めするとやりやすいです。
8)生地をタルト型の中央に合わせ、ラップの上から手でしっかりと形を整えます。
そのとき特に、縁の厚さを均一にします。
また、タルト型に合わせる時には、クッキングシートごとタルト型に合わせてOKです。
型からはみ出た余分なタルト生地は、ラップの上から手で取り除き、生地が足りない所に継ぎ足してください。
まだ焼く前なので生地は比較的扱いやすいと思います!
全てセットしたら、フォークでタルト生地にピケ(穴)を作ります。
底の部分と・・・
縁の部分(側面)をしっかりあけます。
ピケ(穴)をすることで、膨らみ防止になるんです。
また、フォークをさすポイントですが、次の場所にさす時に、先ほどあけた穴の最後に最初のフォーク部分を重ねてさすと、間隔が均等になりやすくてオススメです!
まぁ、最後にフィリングを入れてしまうので、ランダムでもOKですけどね(笑)
9)もう1枚のクッキングシートと、タルト用の重石を用意します。
型に入れたタルト生地の上に、もう1枚のクッキングシート敷いて、そこにタルト用の重石を敷き詰めます。
この時に、しっかりと隅々まで重石してください。タルト用の重石がない場合は、小豆などでも代用できます。
※重石がなくても焼けるんですが、かなり膨らんでしまう場合があるので、重石有りがオススメです。
11)170度でオーブンの予熱が完了したら、オーブンに生地を入れて15分程度焼きます。
焼きあがったら、重石を取り生地の様子を見て、綺麗に焦げ目が付いていれば、焼きあがり完了です!
もしまだ焼き目が付いていない場合は、重石なし、予熱なし、170度で3分~5分程度さらに焼きます。
12)焼きあがったらオーブンから取り出し、粗熱をとってタルト型から外します。
焼き上がり直後は生地が柔らかく、形が崩れやすいので、ある程度粗熱をとってからタルト型から取り出します。
クッキングシートを敷いているので、スルッとストレスレス♬
13)完全に冷めたら、基本のタルト生地、完成です!
フルーツフィリング
材料
●豆乳ホイップ(または生クリーム):1パック(200ml)
●てんさい糖:大さじ1程度(お好みで調整してください)
●お好みのフルーツ(キュウイ・マンゴー・バナナなど♬)
●ブルーベリーソルト
フルーツフィリングの作り方
1)お好みのフルーツをカットします。
今回はキュウイとマンゴーを使ってみました♬
2)タルト生地にフルーツを並べます。
載せて行く順番ですが、下から タルト生地>下地用フルーツ>豆乳ホイップ>飾り用フルーツ>ブルーベリーソルト の順番になります。
※フルーツの水分をキッチンペーパーなどで軽く拭き取ってから載せると生地の変形を防げます。
3)豆乳ホイップ(または生クリーム)を作ります。
甜菜糖を少しずつ加えながら、なるべく固めにホイップします。
4)先ほどフルーツを並べたタルト生地の上に、豆乳ホイップ(または生クリーム)を全体に塗ります。
5)仕上げにブルーベリーソルトをトッピングすれば、爽やかなフルーツタルトの完成です♬
ポイント
タルト生地
重石とピケで、生地焼成時の膨らみを抑えます。また、焼き上げた後の生地をスルッとストレスなく取り出せるように、クッキングシートを利用しました。
米粉とアーモンドパウダーを使うことで、サクッとした食感が楽しめるのもポイントです。
フルーツフィリング
タルト生地に下地用フルーツを並べることで、水分によるタルト生地崩れ防止の工夫をしています。
仕上げに添えたブルーベリーソルトが、深みのある藍色のアクセントになりました。
まとめ
いかがでしたか。
今回は少し工程の長いレシピでしたが、思ったより簡単に、美味しく作れると思います。
もちろん最後にはフルッソをトッピング。
素材の形も可愛いくて、ボトルを開けると、うっとりしますよ♡オーガニックソルトで果実をコーティングしているって、すごいですよね♬
グルテンフリー、カゼインフリーで、卵も不使用の爽やかな手作りフルーツタルト。
ぜひご家庭で作ってみてくださいね!
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米粉タルトの作りやすいレシピを探していましたが、こちらがとても作りやすかったです。ステキなレシピをありがとうございます。
質問なのですが、フィリングを入れて焼く場合は、空焼きを15分してからフィリングを入れて焼くのが良いでしょうか。それともすぐにフィリングを入れて焼く方が良いでしょうか。
どうぞよろしくお願いします。
佐藤 様
Flussoアンバサダーの羽根井と申します。
この度はコメントいただきまして、ありがとうございます!
そして作っていただいたんですね!
とっても嬉しいです♡
さて、ご質問頂きました内容ですが、せっかくですので、私も久しぶりに作って検証してみました。
結論としては、どちらでも大丈夫です。
■タルト台とフィリングを同時に焼いた場合
タルト台が焼き上がるまでに、かなりお時間がかかります。
フィリングを長時間焼いてもOKなものであれば、こちらの方法の方がタルト用の重石が不要なので、簡単だと思います!
焼き上がりが遅い原因としましては、フィリングが入っている分、火が通りにくいのではないかな、と思います。
ゆっくりじっくり焼いてもOKの場合には、こちらで試してみてください♬
焼き時間は15分位焼いてみて、タルト台に焦げ目が付かなければプラス5〜10分・・・という感じで、様子を見ながら焼き時間を追加してみてください。
ちなみに、私はこのやり方でカボチャタルトを焼いてみたんですけど、40分程度かかりました。
■タルト台を先に焼く場合
レシピ通り焼いていただき、カリカリにはせずに、ある程度の焦げ目が付いたところで一度取り出して、フィリングを入れて再度焼いてください。
また、フィリングの火の通り具合がどの程度の時間かにもよるので、すぐに火が通るものであればレシピ通りに、少し時間がかかる場合は10分ぐらいで取り出してから、タルト台の中にフィリングを入れて焼いてください。
■フィリングについて
火の通りが悪いものがあれば、先に軽く火を通しておくといいかもしれません。
また、タルト台があまり丈夫ではないので、液状のものではなく、クリームっぽくまとまったものであれば問題ないと思います。
あとは液漏れしないように、予め下に素材を引いておくといいかもしれません。
以上となります。また何かございましたらお気軽にご質問ください♬